2013/06/02

非常勤講師

ご縁を頂き、今年の4月から、東京八王子市にあります
山野美容芸術短期大学で、非常勤講師をやらせてもらっています。
授業名は、『フォトテクニック』
前期の全15回の選択科目授業です。
今は、折り返し地点の7回目の授業を終えたところです。

美容の短大ですが、学校の名前に『芸術』がつくこともあり、デッサンの授業、色彩の授業、茶道や花道など、美道を中心に、芸術一般まで教えている学校です。
今年から、写真の授業も入れたいとの依頼で、始まりました。
目標は、『一眼レフカメラを、マニュアルで使えるようになる。』です。

毎週金曜日、40人弱のクラスを100分×4限やっています。
学校からは、1日4限はとても大変だと聞いてましたが、仕事の都合もあるので、金曜日に詰め込んでもらいました。
人前で話す事など大の苦手です。教科書も自作でつくります。
そこで、意思疎通ができていて、コンビとしても相性いい、スタジオマン時代からの同僚U.Kazを誘って、ツートップでやらせてもらうことにしました。
最初の頃の授業の様子です。最初は、講義から始めました。
写真学校の学生ではないので、カメラの使い方すべてを教えているわけではありません。
事前の打ち合わせで、省けるところは省いていかないと、15回ではとても収まらないという結論に至り、必要小限のマニュアル撮影の知識を教え、できるだけ多くの回数カメラにふれてもらうという方針にしました。

今の学生は、スマートフォンに進化で、コンパクトカメラもあまり使ったことがない世代です。
絞り、シャッタースピード等の理論は理解させたものの、カメラに設定して撮影となれば、なかなか理解できていない状態でした。

教材には、canonのEOS kissを使っています。
僕らが最初に勉強したマニュアル一眼レフは、(例えばNikon FM2)シャッターのダイヤルが上にあり、絞りの数値がレンズに書いてあり、手で回す仕組みだったので、理解しやすかったのですが、今のはカメラは、ダイヤルを回して数字が動いていく仕組みが多いので、理解するのは難しいと思います。
ダイヤルを回すとf5.6, f8の間に、1/2や1/3きざみの数字が出てきたら、ちんぷんかんぷんであたりまえですね。
教えるということは、実に難しいことです。講義と実技を繰り返していくことが必要です。

授業の様子その2

みんな楽しそうに授業を受けに来てくれています。
7回も終われば、学生とも仲が良くなってきていて、こちらも楽しくやらせてもらっています。

授業の様子3
学校のまわりには、森があります。
『今日は、外で撮影するよ!』と言うと、学生から拍手と歓喜がおこりました。
講義の後は実践です。
最初の課題は、『適正露出で、絵心ある写真を撮ろう。』でした。


技術は大事ですが、感性的なことも大事にしていく。それが、この課題の狙いでした。
課題の撮影が終われば、残った時間は自由撮影。
誰かの一声でみんなが集まりだし、すぐにこのようになっていました。
このテンションは、持ち続けてほしいですね。